Facebookページでの宣伝はほどほどに
宣伝を受け取るために「いいね!」をする人はいない
企業の担当者がFacebookページでの宣伝をやめられない理由は、「どんな形であれ、自社の商品やサービスのいいところを伝えて知ってもらえたら、きっとみんな買いたくなるはずだ」という思い込みが頭にあるからです。
果たして、本当にそうでしょうか?
Facebookページに「いいね!」をしてくれる人は、多くの場合「すでにあなたの商品やサービスを買ったことがあって、気に入ったので応援したいと思っている(=既存顧客)」か、あるいは「まだ買ってはいないけれど、存在は知っているし、気にはなっている(=潜在顧客)」か、です。つまり、いずれにしても、多かれ少なかれ、すでにあなたの商品やサービスに興味のある人たちなのです。
Facebookでの宣伝を見て初めて、あなたの商品やサービスのいいところを知り、すぐに買いたくなるような人たちは、わざわざFacebookページからの情報を待つような受け身なことはせず、すぐにお店に買い行くか、Webサイトにアクセスするのではないでしょうか。
したがって、Facebookページで成果を上げるには、すでに好感を持ってくれているファンを大切にして、あなたの商品やサービスのことを思い出してもらえるような投稿をすることで、「そろそろもう一度買ってみようかな」、もしくは「そろそろ実際に買ってみようかな」といった気持ちを後押しすることが重要です。